公道を走る自動車は安全に走行できる基準を維持してなければなりません。
以前の車検制度は少なくとも車検期限内は安全に走行できるように整備してから、車検の審査を受けました。
今の制度は現在の車輌状況は所定の基準に達していますとの証明書で車検期間中の安全走行を保障しているものでは在りません。
その後は状況に応じて車の整備を行うのは使用者の責任において実行してください との証明書です。12月、24月整備点検は使用者の義務です。
車検を受けるには次の方法があります。
a.マイカー車検
年間走行距離が少ない人、又は自動車の整備に自信の有る人は自分で整備して、車検場に持込み車検を受けることができます。
それでも少なくとも、民間予備車検場でライト、ブレーキ、排ガスのチェックを行ってから行かれた方が良いと思います。機械で測定しなければ分かりません。整備に自信があっても他人の車の整備は出来ませんから注意してください。
b.認証工場にて整備、車検場で車検
知り合いの自動車分解整備の資格を持った自動車工場に依頼して整備してもらい、業者が車検場で車検を受けます。自動車のかかりつけ医者と考え普段の使用状況を説明して、安全に走行できるように整備してもらいましょう。
使用者の要望に沿って相談しながら整備が出来ます。
c.指定工場で車検を受ける
国の整備基準と同じ設備と検査制度を保有している整備工場に依頼して、完全な整備を行う。
その整備工場で車検の保安基準適合証を発行するので、早く車検が受けられます。
一番安全で手軽と思います。自動車の販売店は殆ど資格を持っております。
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